■貯金が少なくて不安

去年に定年退職したのですが、住宅ローンの返済が残っていたので、退職金で完済をしました。

元から多くなかった退職金が減ってしまい、貯金額を見て妻と二人でため息しか出ませんでした。

贅沢をしなければ年金で2人で暮らしていけますが、旅行に行くなんて無理ですし、貯金も2人の葬式代を差し引いて考えると心もとない金額でした。

 

元はと言えば、私が独身時代に作ったCFJの借金が尾を引いて、定年前近くまで返済していたのが原因のひとつです。

もう1つは妻に持病があり、無理にパートで働きだした時に体調を崩して大変なことになったため、私の給料だけでやりくりしていたからです。

 

今は私が週4回の嘱託という形で働き、妻は専業主婦という形で生活をしていますので、収入が増える当てもない上に、逆に私が働けなくなったら収入が減ってしまうので、漠然とした不安がいつもありました。

 

■息子の助言で過払い請求

お正月に息子夫婦が帰省したのですが、息子もいい年で孫たちも中学生なので、落ち着いたものでした。

「定年して時間が出来たが、将来が不安だ。」と息子夫婦と話していると、息子が「元気な間に自分の資産とかちゃんと確認しておいたら?大昔に加入していた保険とか、使っていない銀行口座とか、きっちりしておいた方がいいよ。」と言い、「それもそうか。」ということで、息子が帰省している間に確認しておくことにしました。

 

息子の手を借りながらタンスにしまっていた保険証書や証券などを整理していると、息子の手が止まりました。

「ん?このCFJって消費者金融?完済したのは去年なのか?じゃあ、これは過払い請求した方がいいな。」と、区別するためにいくつか置いていた箱の、手続きなどをする書類の箱の方に入れました。

 

私が「CFJは消費者金融で借りてたけど、もう完済したし関係ないのでは?その過払い請求てなんだ?」と聞いてみると、昔の消費者金融は金利を取り過ぎていて、借りていた人は払い過ぎの状態になっているので、払い過ぎの分を返してもらう手続きを過払い請求と言うのだと教えてくれました。

 

その後息子の助言を受けて弁護士に依頼してCFJの過払い請求をしましたが、思ったより簡単にできたのに、250万円も戻ってきてびっくりしました。

その他にも少額だけ入れて放置していた通帳、もらってそのままにしていた商品券などが出てきて、ちょっとした小遣い程度になったうえきれいに整理できたので、息子の助言には感謝しています。