■突然のリストラ

会社からリストラを言い渡された時は呆然としてしまいました。

会社の業績がかなり悪くなっていたのは知っていましたが、社員の半数を大量解雇とは尋常ではなかったからです。

 

住宅ローンもありましたし、子どももまだ中学生でまだまだお金もかかるため、リストラされては困るのですが、先のない会社にしがみつくのも…と思い、しぶしぶ了承しました。

 

家に帰ってから妻にリストラされたことを言うと、「あなたのせいじゃないから仕方ないわ。少しは退職金ももらえて失業保険もすぐもらえるみたいだけど、あなたが就職活動をする間は節約してがんばる。」と言ってくれました。

 

会社を辞めてから2週間ほどは職安に行ったり、いろいろな手続きに行ったりしていましたが、落ち着いてくると時間が余るようになり、妻がパートに行っている間に洗濯や掃除などをするようになりました。

 

料理は妻がしてくれたのですが、明らかに前より食材を節約しているのが分かり、申し訳ない気持ちでいました。

 

■空いた時間で過払い請求

家にいる間はスマホでネットニュースを見るのが習慣になっていたのですが、その中で過払い請求というのを知りました。

私も10年ほど前まではCFJに借金をしており、CFJに完済した時点でマイホームの購入をしていたのですっかり忘れていましたが、ネットの記事を見ると完済して10年以内ならば過払い請求ができると書かれていました。

それを見て、「この家を買って10年目だし、もしかしたらぎりぎり過払い請求ができるかも?」と思いました。

 

スマホで「過払い請求 CFJ」で検索して出てきた弁護士事務所の中から、サイトの感じがよさそうなところに電話をしてみました。

電話に出た弁護士は話し方が柔らかく丁寧で、「もしかしたら時効が来ていて過払い請求できないかもしれないです。」と言っても、「調査は無料ですので、過払い請求できるかわかってから、正式に依頼するか決めてもらって大丈夫です。」と言ってくれたので、安心して頼むことができました。

 

その後、CFJに過払い請求ができることが分かり正式依頼をしたのですが、弁護士からは経過報告の電話が数回あった程度で、サクサクと過払い請求は進んでいきました。

ちょうどCFJの過払い請求が終わった頃に再就職先が決まったので、失業中の家計の足しにはなりませんでしたが、過払い金は妻に全額渡しました。

再就職祝いの日にちょっと豪華な食卓になった以外は、「また何かあった時用に残しておくわ。節約もいろいろ考えてすると楽しいし。」と妻ににっこりと言われ、「妻にはかなわないな」と苦笑いしてしまいました。