■孫差別をする姑

結婚と同時に、夫の両親と同居しました。

口数は少ないものの常識人の舅とは対照的に、姑はおしゃべりで見栄っ張りな性格でした。

 

その上近所に住んでいる夫の姉夫婦が休みのたびに遊びに来て、自分たちの子供たちは義両親に押し付けて遊びまくり、夕食はうちで食べて「食事代が浮いたわ。」と気楽な発言をしていたので、内心腹を立てていました。

一番腹が立ったのは姑が義姉夫婦の子供と私たち夫婦の子供で差をつけて、義姉夫婦の子供ばかり可愛がっていたことです。

 

しかし、舅が病で介護が必要になった途端に、介護をさせられるのを嫌がり義姉夫婦は実家に来なくなり、舅が亡くなって気落ちした姑が床に伏せがちになっても、ほとんど来ることはありませんでした。

 

舅が亡くなって1年後に姑が亡くなり、姑の葬儀に来た義姉夫婦は葬儀もそこそこに姑の遺産の話になりました。

姉夫婦は姑の遺産があると思っていたのでしょうが、当てが外れることになりました。

 

■過払い請求で姉夫婦に意趣返し

姑の遺産はないどころか、CFJをはじめとする消費者金融に100万円もの借金があったのです。

実家は土地を含めて夫の名義でしたし、舅の遺産ももっとあった借金の返済のために使い切っていた状態でした。

 

義姉夫婦はあれだけかわいがってもらったのにもかかわらず、姑に悪態をつきながら「借金をかぶりたくないから相続放棄をする」とさっさと帰ってしまい、四十九日に会った時には「もう私は裁判所の相続放棄の許可が下りたので、後はそっちで勝手にして。」と言われました。

 

私はそれを聞いて内心にんまりしました。

CFJなどの借金が分かった際に、私は姑の借金の内容を徹底的に洗い出して、もともとは500万くらい借金があったことをつかみ、そのすべてを過払い請求できると分かっていたからです。

 

夫も姑が私たち家族と義姉家族とで差をつけていたことに腹を立てていたため、夫が中心となりその後のCFJなどの過払い請求の手続きは弁護士に任せて勧めていきました。

故人の過払い請求ということで時間がかかり、最後のCFJの過払い金が戻ってきたのは一年後でしたが、総額800万円も戻ってきて夫婦ともども大喜びです。

 

どこからか姑の過払い金のことを聞きつけた義姉夫婦が、「過払い金の半分をよこせ!」と言ってきましたが、「今までかわいがってもらったのに、介護が必要になったら寄り付きもしなかったくせに!しかもそれまではうちに来てはただ飯ばっかり喰いやがって。妻もずっと我慢してたんだし、当然の権利だよ。相続放棄したのも自業自得だろ。」と夫がきっぱり言い返してくれたので、スカッとしました!