■子供が借金で泣きついてきて…

『子供の借金を親が払う』

世間ではよくある事なのかもしれませんが、せいぜい子供が20代、あっても30代の話だと、自分の身に降りかかってくるまではそう思っていました。

 

50歳を超えた息子が80歳になろうかという自分に、「借金で首が回らないから、100万円でいいので貸してほしい。」と言ってきた時には、育て方を間違えたのかと、情けないやら腹立たしいやらでした。

 

とりあえず借金の内容を聞こうと家に呼び出したのですが、借金の内容をはっきりと言わず、「100万円貸してくれ。」としか言わないので、「どこにどれだけ借りているか教えてくれないのならば、貸すことは出来ない!」と一喝すると、しぶしぶCFJに100万円、アコムに100万円、レイクに50万円借りていることが分かりました。

 

「250万円も借金があるのに、100万円借りたところで焼け石に水だろ!弁護士に頼んで自己破産か債務整理した方がいい。」と言うと、かなり渋りながらも最終的に弁護士に相談することになりました。

 

■自己破産でも任意整理でもなく過払い請求

自己破産にせよ任意整理にせよ、息子が弁護士費用を用立てるのは無理なので、私が弁護士のところに一緒に行く条件で、私が弁護士費用を支払うことになりました。

 

私の知り合いが以前お世話になったという弁護士を紹介してもらい、息子と2人で一緒に弁護士事務所に行ったのですが、思ったより腰の低い弁護士の先生で安心しました。

弁護士は息子の借金の状況を聞き取りしながら、書類に書き込み計算されていたのですが、「CFJ・アコム・レイクなどの借金の内容をお聞きしていると、借金の期間や金額から過払い請求できる可能性があります。過払い金で全ての借金がなくなるかは調査しなければわかりませんが、250万円から借金がかなり減る可能性もあり、自己破産ではなく債務整理で済むかもしれません。」と言われ、不幸中の幸いといった気持ちになりました。

 

1か月後、弁護士の先生から調査が終わったと連絡があったのですが、CFJ・アコム・レイクともに借入額よりも過払い金の方が多く、過払い請求するだけで済むということでした。

しかも、戻ってくる過払い金から弁護士費用を支払う形になるので、私の費用負担は0円になると言われ助かりました。

 

その後、半年かけてレイク・アコム・CFJの順で過払い金が戻ってきましたが、借金がなくなった上に120万円も戻ってきたので、息子も一安心したようです。

今回の件で息子は、私以外にも私の妻、息子の嫁や子に、「今回は何とかなったけど、これに懲りたら借金をするな!」と、お灸をすえられた上に、弁護士の勧めで『貸付自粛制度』の手続きをしたので、息子もひとまず借金をすることができなくなり、家族も安心できました。